PT

理学療法士の仕事とは【現役の理学療法士が語る「きつい点」と「楽な点」】

2019年11月11日

こんにちは、おでんです。

 

将来、理学療法士を目指すあなたに向けて記事を書きました。

 

理学療法士を目指すにあたり「理学療法士の仕事はきついのかな?」「自分に合っているかな?」と不安になりますよね。

 

正直、どんな仕事でも実際に働いてみないと自分に合っているかどうかなんてわかりません。

 

そんな悩みを解消するために、病院に勤務して4年がたつ現役理学療法士の私が【理学療法士の「きつい点」と「楽な点」】をせきららにお伝えします!

 

では参りましょう!

 

【理学療法士のきつい点】無償の努力を続けなけばいけない

初めに理学療法士の【きつい点】を紹介していきます。

 

理学療法士の仕事をしていて一番きつい点は「給料面」です。

 

まず初めに理学療法士の仕事の定義を確認しましょう。

身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう

参考:公益社団法人 理学療法士協会

 

理学療法士の仕事は簡単にいうと、運動療法や物理療法をつかって患者様を治療していくことです。

 

患者様の病態はさまざまで同じ人は二人としていません。患者様一人一人にあった治療を展開していくことが求められます。

 

そこで私たち理学療法士にとって必要なのは知識と治療技術になります。

 

その知識と治療技術がなければ仕事にならないということです。

 

つまり、患者様を治療していく傍ら、一生知識と技術を学び自己研鑽していく職種といってもいいでしょう

 

ではなぜ「無償」なのか。

 

理学療法士の診療報酬制度が原因

それは今の診療報酬(患者様から払われるお金)の制度では、どんなに知識と技術を高めようとも給料があがらないということです

 

つまり、「知識や技術を磨きまくった理学療法士」と「何も自己研鑽しない理学療法士」のリハビリの価値が一緒ということになります

 

「そんなのありえないでしょ!」と思う方もいらっしゃるでしょうけど、それが現実です。

 

現在の理学療法士の制度では、どんなに患者様のために自己研鑽しても自分の見返りとして給料面では報われないきつい点があります。

 

医療業界の限界

 

現在の20代後半の理学療法士の平均年収は360~400万円ほどです。

 

一般企業に比べて給料面ではほとんど差はありません。

 

しかし、30代・40代理学療法士になっても給料が20代に比べて大幅にあがりません

 

30代・40代の理学療法士で役職者でなければ、年収420万ほどが頭打ちでしょう。

 

なぜなら、日本の少子高齢化の影響で、医療費がばくだいにあがっていることや理学療法士の数がふえていることが要因としてあります。

 

現在では、理学療法士の給料が全体的に下がっている傾向です。

 

将来の20代理学療法士の給料も、今の20代の平均給料よりもさがることが予想されます。

 

理学療法士は体がきつい

病院に勤めていると、30代・40代の若い理学療法士がトップになっていることが多いです。

 

それはなぜかと言うと体力的に厳しいからです。50代・60代の現場の理学療法士はほとんどいません

 

私たちは患者様を治療することが仕事なので、力仕事がメインになります。

 

時には、体重100㎏近くの患者様を歩かせたり、ベッドから車いすに乗せたりとかなりの重労働になることもあります。

 

なので理学療法士の体が故障してしまうという事例も少なくありません。

 

50代・60代になると管理職や教育係といった仕事にまわされることになるでしょう

 

コミュニケーションの重要性

理学療法士は患者様ひとりひとりに合ったリハビリを提供していかなくてはなりません。

 

その際に、患者様だけではなく医者や看護師、患者様のご家族とコミュニケーションをとり、リハビリを進めていかなければいけません

 

ここでコミュニケーションが不足すると患者様やご家族、医療スタッフとの関係が悪くなったり、患者様からクレームがきたりすることがあります。

 

患者様が満足されるリハビリを提供していくためには、さまざま人とのコミュニケーションをとっていかなければならず神経を使うことが多いです。

 

理学療法士として一生働くのはきつい

 

ここまでの理学療法士の【きつい点】をまとめます。

 

 

✅理学療法士のきつい点

・年齢に応じて給料が大幅にあがらない、現在もさがっている

・努力が報われにくい

・体力的にきつい

・コミュニケーションに神経を使う

 

 

上記の【きつい点】をまとめると、若いうちはバリバリ理学療法士として働けますが、年齢を重ねるごとに給料面や体力面で仕事がきつくなっていきます。

 

なので、自分が30代・40代の理学療法士になった時に「どんな風に働いていたいのか」ということを考えていく必要性がある職種でもあります。

 

 

一方で、理学療法士にも魅力的な部分がたくさんあるので紹介していきます。

 

理学療法士の楽な点

人と話すのが好きな人には向いている

理学療法士の仕事は患者様に対してリハビリをするので、患者様と1対1で密に関わることができるのが一番の特徴です。

 

なので、人と話すのが好きな方にとっては理学療法士の仕事は向ています

 

さらに、看護師や医者よりも密に患者様と関わることができます。他の人には言いたくないけど「リハビリの先生になら言える」といったことも多々経験します。

 

患者様から必要とされている・求められているという実感がもてます。

 

休みがとれる

理学療法士が勤める環境としては病院や施設が多いです。

 

特に、市の病院や大きい病院では休みがしっかりとれることも魅力の一つです

 

一般企業で「残業80時間越え」「20連勤」といったブラック企業を耳にしますが、私の知る限りそのような過酷な環境はほとんどありません。

 

しっかりと休みのとれる職場が多い印象です。

 

育児休暇等の福利厚生がしっかりしている

医療関係ということもあり、福利厚生が充実しているところが多いです。

 

特に、育児休暇がとりやすいなど「女性に優しい福利厚生」が充実している印象があります。

 

給料面や体力面が厳しい理学療法士ですが、福利厚生がしっかりしているという項目も働く上で重要な項目になっていくでしょう。

 

道を切り開いていくのは自分自身

 

これまで理学療法士の【きつい点】と【楽な点】をまとめました。

 

理学療法士は「患者様と密に関わることができ、患者様から必要とされる」という魅力がある一方で、長く働くことを考えると給料面や体力面できつくなります

 

正直、理学療法士以外の職種に就職しても同じように悩むでしょう。理学療法士よりももっと過酷な道が待っているかもしれません。

 

自分に合っている職種かどうかは、正直働いてみないとわかりません。

 

だからこそ「自分はどんな風に働きたいのか」ということを意識することが大切です。今現在も働いた後もです。

 

将来のことを考えるのは大切ですが、今自分がやらなければいけないことを明確にする方がもっと大切です

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

-PT

Copyright© Oden Blog , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.